こんにちは。
今日は遂に・・・雪が降ってしまいました。
寒いはずですね。
とはいえ、幸にして積もりませんでした。
では前回の続きです。
前回はマネージの特徴である一枚革について書きました。
一枚の革でサイドゴアブーツの複雑な立体を成形するのですから、高い技術が必要ですよね。
とはいえ、やはり難しい事をしている訳で、フィット感はそこそこ、というのが正直なところです。
因みに僕の足は、ZOZOMATの判定によると、指先はギリシャ型、足幅はやや細くD相当、甲高は普通、です。
甲
前回はアウトサイド側から見ましたが、今度はインサイド側から。
真横から見ると、一の甲あたりから立ち上がり始めて二の甲・三の甲と殆ど真っ直ぐに立ち上がっていますね。
つまり、二の甲辺りまで低く抑えられている訳ではありません。
因みに、外観としてはJMウエストンの705の方が低く抑えられているように見えますね。
やはり一枚革である事も影響しているでしょうか。
甲を低く抑えようとすれば、それ分更に複雑な成形が必要となりますよね。
もちろん甲以外の箇所でも革の曲げ伸ばしが必要ですから、全体のバランスの中でどこまでできるか、ではないかと思います。
とはいえ、少し角度を変えてみるとまた印象が変わります。
爪先から二の甲辺りまで低く抑えられているように見えますよね。
実際に履いた時の見た目もインスタにポストしましたが、
悪く無い!(注:靴です)
不思議ですよね、
真横から見た印象と、前から見た印象で、
甲の高さが違う、って。(謎)
結果的に、前から見た印象がスマートなので、
悪く無い!!(注:靴の事です)
これはラストの見事さからなのか、
釣り込みの見事さからなのか、
とにかく優れた魅力だと思います!!(美)
甲の中央に入るクリースも効いているでしょうか?
クリースが入る事で横への膨張が抑えられ、引き締まって見えますね。
甲周りにある程度ボリューム感がありつつも、野暮ったく見えなくて、
むしろ綺麗に見えるというのは、
やはり(流石)フランス靴だなぁと思いますね。
ただし、靴の中、つまり甲のフィットは甘いです。
甲が高くて余裕があるので、厚手の靴下はもちろん、インソールを入れても大丈夫です。
もちろん、ぶかぶかでゆるゆるという訳では無いですよ。
あくまで甲は高めというお話で、他の箇所でフィットさせて履ける靴となっていますのでご安心を。
この感覚は、やはりカジュアル・スポーツの靴でしょうね。
ですので、サイドゴアブーツにもドレスシューズのようなフィット感を求める方にはお勧めはできません。
ドレスシューズとは違ったタイプの靴、足への締め付けが無いコンフォートな靴をお探しの方にはお勧めできます!
今後書きますが、結構快適な履き心地なんですよ!!?
今回はここまでです。
ではでは。
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