スポンサードリンク

Paraboot MANEGE 〜 冬のフレンチクラシックブーツ!?(2)甲

 こんにちは。

 今日は遂に・・・雪が降ってしまいました。

 寒いはずですね。

 とはいえ、幸にして積もりませんでした。

 

 では前回の続きです。

 前回はマネージの特徴である一枚革について書きました。

 一枚の革でサイドゴアブーツの複雑な立体を成形するのですから、高い技術が必要ですよね。

 とはいえ、やはり難しい事をしている訳で、フィット感はそこそこ、というのが正直なところです。

 因みに僕の足は、ZOZOMATの判定によると、指先はギリシャ型、足幅はやや細くD相当、甲高は普通、です。

f:id:maeego:20201021235657j:plain

 前回はアウトサイド側から見ましたが、今度はインサイド側から。

 

 真横から見ると、一の甲あたりから立ち上がり始めて二の甲・三の甲と殆ど真っ直ぐに立ち上がっていますね。

 つまり、二の甲辺りまで低く抑えられている訳ではありません。

 因みに、外観としてはJMウエストンの705の方が低く抑えられているように見えますね。

 

 やはり一枚革である事も影響しているでしょうか。

 甲を低く抑えようとすれば、それ分更に複雑な成形が必要となりますよね。

 もちろん甲以外の箇所でも革の曲げ伸ばしが必要ですから、全体のバランスの中でどこまでできるか、ではないかと思います。

 

 とはいえ、少し角度を変えてみるとまた印象が変わります。

f:id:maeego:20201021235621j:plain

 爪先から二の甲辺りまで低く抑えられているように見えますよね。

 実際に履いた時の見た目もインスタにポストしましたが、

 悪く無い!(注:靴です)

f:id:maeego:20210126154601j:plain

 

 不思議ですよね、

 真横から見た印象と、前から見た印象で、

 甲の高さが違う、って。(謎)

 結果的に、前から見た印象がスマートなので、

 悪く無い!!(注:靴の事です)

 

 これはラストの見事さからなのか、

 釣り込みの見事さからなのか、

 とにかく優れた魅力だと思います!!(美)

 

 甲の中央に入るクリースも効いているでしょうか?

f:id:maeego:20201021235949j:plain

 クリースが入る事で横への膨張が抑えられ、引き締まって見えますね。

 

 甲周りにある程度ボリューム感がありつつも、野暮ったく見えなくて、

 むしろ綺麗に見えるというのは、

 やはり(流石)フランス靴だなぁと思いますね。

 

 ただし、靴の中、つまり甲のフィットは甘いです。

 甲が高くて余裕があるので、厚手の靴下はもちろん、インソールを入れても大丈夫です。

 もちろん、ぶかぶかでゆるゆるという訳では無いですよ。

 あくまで甲は高めというお話で、他の箇所でフィットさせて履ける靴となっていますのでご安心を。

 この感覚は、やはりカジュアル・スポーツの靴でしょうね。

 

 ですので、サイドゴアブーツにもドレスシューズのようなフィット感を求める方にはお勧めはできません。

 ドレスシューズとは違ったタイプの靴、足への締め付けが無いコンフォートな靴をお探しの方にはお勧めできます!

 今後書きますが、結構快適な履き心地なんですよ!!?

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


 

 


スポンサードリンク