こんにちは。
昨夜から雪を心配していたのですが、
おかげさまで、冷たい雨ですみました。
東京は雪に弱いので、、、。
ありがたいです。
では、前回の続きです。
『ファッション 通信』が先々週から2回に渡り、「ファッションサミット2021」と題して栗野宏文氏(ユナイテッドアローズ)と向千鶴氏(WWD)をゲストに迎えた討論の模様を放送していました。
『Vol.1』は現在YouTubeでも公開されていますが、
『Vol.2』の動画は残念ながら公開されていませんでした。
では、番組を見て考えた事を徒然と書きます。
「サスティナビリティー」は今とても重要なテーマですね。
ファッションが抱える社会的課題や環境問題についても、「デジタル」は大きく影響していると思います。
デジタルはこれまで表に出されなかった情報をも伝達・拡散して行きますよね。
それは必ずしも業界に都合の良い情報とは限らない訳で、様々な問題が炙り出されてきています。
そういう問題を消費者が知るようになり、消費者の側も変わってきているのではないでしょうか。
既にヨーロッパのブランドは新しい方針へ舵を切っており、その動向は気になりますね。
「インクルージョン」というキーワードでは、「共感」という言葉も多く出ていました。
ブランドやショップ、メディアが掲げるビジョンや目的や在り方のようなものに対して、消費者の共感する気持ちが消費に繋がっていくのではないかと。
売り手の側が半ば強引に消費者を誘導するようなやり方は難しくなり、消費者の共感を得られるようなやり方に変わって行くようになるだろうと。
このような流れが起きる、つまり人々の意識が変わる為に必要なのが、情報ですね。
これまでは知られていなかった情報、すなわち、自分が手に取ったモノについて、製造の背景や在庫の行方、そして地球環境への影響などの情報です。
知ってしまったら自分が変わらざるを得ない情報ってありますよね。
知る事で何か自分の中に残り、日々の暮らしに小さな変化が起きるかもしれません。
それが世の中にとって良い事であれば、確かに幸せを感じるのかもしれませんね。
知った上でぽいぽいモノを捨てる暮らしをするのは「おしゃれじゃない」という栗野さんの言葉が印象的です。
もちろん、それに雁字搦めにされるのはちょっと辛いですが、 そうも言っていられないところまで来てしまっているのでしょう。
ある意味では、服が情報でラッピング?、コーティング??、タグ付け???されていると言ってもいいのかもしれませんね。
『ファッションサミット2021』で議論されていた事はファッション界におけるSDGsなのかもしれません。
SDGsの達成に向けて各社が試行錯誤しながら変わって行っているのだと思いました。
そして、僕たち消費者一人一人も当事者だという事実を受け止めなければいけないのだと。
実はこの感覚が今まさに大切なのではないかと思いました。
コロナ禍が厳しくなってきたのは、僕たち一人一人の行動に原因があると思うから。
マスク、消毒、飲食の仕方や移動の仕方、コミュニケーションの仕方などに問題が無かっただろうか。
それによって世の中に悪い影響を及ぼしていないだろうか。
今からでも行動をあらためる事が、世の中にとっても良い事になりますよね!
今回はここまでです。
ではでは。