こんにちは。
今日も天気に恵まれました。
朝の寒さは厳しいですが、それを耐えればご褒美のお天道様があるのは嬉しいですね。
今回は、新年最初の僕の靴紹介です。
インスタにも何とかポストできました。
オキニです!(惚)
では行ってみます!
Church's DIPLOMAT
ん!?!?
本当にディプロマット?
と思われた方もおられるでしょうか。
それもそのはず、現在のディプロマットとは少し違うディプロマットですから。
ラストは現行の173では無く73。
アッパーは現行のポリッシュドバインダーカーフでは無くホーウィンのシェルコードバン。
カラーは現行のサンダルウッド(廃盤?)では無くウィスキー。
『伊勢丹靴博2020』で購入した、限定のディプロマットです!
運良く僕の元へお迎え出来ました。(感謝)
ディプロマットはセミブローグの名作と言っても過言ではなく、
チャーチを、いやイギリス靴を代表する1足でしょう!
というのも、何とその誕生は1945年まで遡るそうです!!(驚)
そして、名ラスト73の誕生が1940年と言われています。
時系列から考えると、ディプロマットが誕生した時にはラスト73が存在していたのですから、最初のディプロマットのラストも73だったのではないでしょうか??
という事は、今回のディプロマットは当時のデザインに近い!!??(笑)
でも、僕はそういう意味合いでこの靴を購入したわけではありません!
1940年代に想いを馳せて、という訳では無いのです。
理由はシンプルで、
今現在の僕が見て、
純粋に、実に美しいと思ったから!!(惚)
73ラストが現行の173ラスト以前の古いラストである事は知っていましたが、
173ラスト以前の当時のチャーチを経験していない僕にとっては、
古い印象があまり無いですね。
因みに、奇跡的にお迎え出来た旧チャーチの「BUCK」も大事にしていますが、その時も古いというよりも好みに合ったからお迎えしました。
細く長くスマートな173ラストとは違った個性の、
173と並べられて違和感の無い、
今の靴、という印象です。
そう思える原因はいろいろありそうですね。
1つには、服のデザインが変わってきた事でしょうか。
細くスマートなデザインから、少しゆったりとしたデザインへ。
パンツもスキニーやスリムから、テーパードやストレートでアンクル丈くらい(?)。
そんな服とも相性が良いのが73だったりします。
インスタにポストした写真も、
ストレートのデニムをロールアップして、
白靴下を見せて(トラッド!)、
靴を魅せる、感じ〜!?(笑)
今っぽく例えるなら、BTSっぽい〜!??なんて言うと小さな先生に怒られるかな・・・(沈)。まぁ、BTSを知ったのは最近のことなので、完全に後付けです。(謝)
本当は80年代のフレンチトラッドのような、カジュアルだけど上品な、クラシカルなアイテムを組み合わせたスタイルに僕の関心が向いていて、そんなスタイルには173よりも73の方がしっくり来るように思います!(主観)
1つには古き良きモノの価値を受け入れる気分に変わってきた事でしょうか。
相変わらず新しいモノは気になりますが(病?)、新しいモノが必ずしも良いモノである訳では無いと思うようにもなってきました。
高級ブランドであっても品質に疑問を感じる事が多くなってきましたし、
低価格でも品質の良いモノは増えてきましたが、本当に満足度が高いかというとそこまでではと思うようにも・・・。
そもそもモノが情報が溢れている現状にちょっと疲れ気味・・・。
加えて、年齢が増えるとモノも増える(?)訳でして(苦笑)、
昔のモノでも今も気に入っているモノもあります!(嬉)
そういう思いの中で気がつくと、
素直に満足感が味わえそうなモノを、
愛着を持って使い続けられそうなモノを探しているように思います。
そんな視線でモノを見ていると、
そのモノが誕生したのが古いか新しいかという事よりも、
僕がそれを古臭いと感じるか、
今素直に良いと感じるか、
これからも愛用したいと思えるか、
長く愛用するに耐えうるか、
といった事を考えているように思います。
そういう想いを持つ方は少なく無いのでしょうね。
メディアやショップでも、老舗専業ブランドの定番品・ロングセラー品を推す声が止みませんね!
それを僕は「トラッド」と解釈して楽しんでいます!(笑)
ただし、僕の新しいモノ好きという流行病がなかなか治らないようで・・・
定番品そのものよりも、それをベースに少しデザインが入ったモノを好んでいるように思います。
そんな僕の好みにピタリとハマったのがこのディプロマットです。
ラスト73は今着たいスタイルにも合いそうだし、
長年愛され続けているという実績から、今後も長く愛せそうだし、
僕の足にも合っているし、(幸)
チャーチの作りなら長く履けそうですね。
そして、
コードバンはエイジングが楽しみだし、
ウィスキーはセミブローグのカジュアルな面を引き立てているし、
今回特別に作られた靴だし、
まさに僕が好きなタイプです!
何より、一目でピンッと来てしまったのです。
この靴をおいて他に僕の理想に叶うセミブローグは無い!!
のろけ出したら止まらないのでこの辺で...。(惚)
ではでは。