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ロック&シック、サイドゴアブーツ。 ㉚ ジョンロブ ロウリー

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 穏やかな陽が気持ち良いですね。 

 

 サイドゴアブーツもいよいよ終盤です。(頑張) 

 やはりラストはジョンロブですね。

ジョンロブ Lawry 


 

  Lawryは、人名でしょうかね?

 ジョンロブでは人の名前がつけられる事が多いですよね。(LopezとかWilliamとか)

 Lawryが誰なのかは・・・分かりません!(残念)

 ともあれ、

 美しいブーツである事に変わりはありません!(麗)

 

 さて、

 あれこれググって分かる範囲では、2016年頃に登場した靴なのかなぁと。

【気になる靴】JOHN LOBB LAWRY - リューキの靴ログ

 以来、現在も定番として作られていますね!

 公式オンラインショップでも販売されていますよ!! 

https://www.johnlobb.com/ja_jp/mens-shoes/lawry-single-leather-sole

  「選び抜かれた最高級の素材を使った、クラシックなハンドメイドのサイドゴアブーツです。」

 この言葉に説得力があるのですから、やはり靴の王様ですね。

 それでは見てみましょう。

デザイン

  革の切り返しのあるタイプのサイドゴアブーツです。

 ゴアの中央下に縫い合わせのステッチがあります。

 やはりこのデザインが基本であり、クラシックなのでしょうね!

 

 ゴアは長方形型ですね。

 シンプルです。

 

 シャフトはやや短めでしょうか。

 アンクルブーツという程では無く、ショートブーツの中でやや短めというくらいですね。

ブーツ - Wikipedia

 それによって、少しスポーティーで軽快な印象も出ていると思います。

 

 プルストラップは踵側のみです。 

 

8695ラスト

 1995年に登場したラストと言われていますね。

 ラスト番号の下2桁にある「95」がそういう意味だそうです。

 ちょうどジョンロブ(パリ)がエドワードグリーンの工場を買い取ったと言われている頃ですよね?

 ドレスシューズの現在の主力ラストは7000ですが、その1つ前の主力ラストが8695でしたね。

 7000が登場してからはあまり見られなくなりましたが、ここ数年再びちらほら見られるようになってきたと思います。

 この辺りの事をご存知の方の記事がありました!(感謝)

世界最高峰と名高いキングオブシューズ - ジョンロブ CITY (シティ) #8695ラスト 〜CITY(シティ)とCITY2(シティ2)の違い〜 - 革靴好きの会計士Penchi

  CITYは主力ラストが使われる一番の代表モデルですね。

 8695のCITYは2007年に廃盤となったのですね。(学)

 その後、2012年頃に伊勢丹で復刻(限定でしょうね)があったそうです。

 

 それから、8695をしばしば見かけるようになったように思います。

 個人的に、インラインではカジュアル寄りのドレスシューズに使われている印象があります。

 例えば、以前取り上げたフルブローグの「STOWEY」など。

フルブローグと英国靴。 ⑩ STOWEY - 靴と歩む、僕の...

  そして、今回のサイドゴアブーツ「LAWRY」です。

 

 7000と比べてノーズが少し短いからでしょうか、

 ボールガースが少し広く、ラウンドトゥも少しポッテリとしているように見えます。

 現在のスマートなドレス用ラストと比べれば、若干ゆったりとしたラストに見えなくも無いかな??

 そういう意味では、寛いだ印象のカジュアル寄りドレスシューズ(ブローグやブーツなど)とも相性が良いでしょうね。

 

グッドイヤーウェルト

 もちろんグッドイヤーウェルト製法です。

 出し抜いのステッチはウエストのところまでで、シングルウェルトです。

  コバが張り出していないドレス寄りのヒールですね。

 

 後ろ姿もメリハリがしっかりと効いています。

 曲線美に見惚れますね。

  

レザーソール

 シングルレザーソールです。

 スタンダードラインですね。

 それでも他社での最上級ライン相当かそれ以上のクオリティではないでしょうか。

 

 因みに、ロウリーには他のソールもあります。

 テンシルレザーソールは、軽量で非常に反りの良い新しいレザーソールですね。

https://thumbor-gc.tomandco.uk/unsafe/trim/fit-in/1730x1153/center/middle/smart/filters:upscale():fill(ececec):sharpen(0)/https://www.johnlobb.com/static/media/catalog/product/4/2/42422tleef_lawry_saddle_side.jpg

https://www.johnlobb.com/ja_jp/mens-shoes/lawry-suede-tensile-single-sole

  とても薄いソールで、かなり上品な印象ですね。(貴)

 

 ライトウェイトウォーキングソールもあります。

https://thumbor-gc.tomandco.uk/unsafe/trim/fit-in/1730x1153/center/middle/smart/filters:upscale():fill(ececec):sharpen(0)/https://www.johnlobb.com/static/media/catalog/product/4/2/42404mle1r_lawry_black_side_2_2.jpg

https://www.johnlobb.com/ja_jp/mens-shoes/lawry-lightweight-walking-sole

 レザーソールVer.とは打って変わって、スポーティーな印象です。

 底付けもダブルウェルトに変わっているようですね。

 

 まとめ

 非常にベーシックで、個性を表すようなデザインもありません。

 実に正統なサイドゴアブーツです。

 それでいて他を圧倒する存在感があるのは、やはり極上の素材と丁寧で美しい作りの賜物でしょうね。

 

 ジョンロブに注目をしてしまうのは、それだけが理由ではありません。

 僅かな(?)デザインのニュアンスから、新しさを感じるからです。

 少しノーズが短くて、少しゆったりとした印象のオールドラストが、今新鮮に感じます。

 また、僅かに短めのシャフトがスポーティーな印象で、今の時代にも合っているように思います。

 

 クラシックであり、新鮮さがある、絶妙な完成度ですね。(圧巻)

 ではでは。


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