こんにちは。
今日も晴れました。
寒さがじわじわと増していますね。
サイドゴアブーツについて書いています。
エドワード・グリーン、クロケット&ジョーンズと英国靴を取り上げてきましたが、
今回も英国靴です!
むしろ英国靴代表として最初に挙げるべきだったかかも・・・!?
トリッカーズ M6119 LAMBOURN
Lambournという名前は、イギリスはウエストバークシャーにある地域にあるようです。
ランボーンは競走馬の訓練や病院などで有名な土地のようですね。
という事で、トリッカーズのサイドゴアブーツであるランボーンも、
「馬」 でつながりましたね。
デザイン
革の切り返しがあるタイプのサイドゴアブーツです。
ゴアの中央下に縫い合わせのステッチがありますね。
ゴアは長方形型です。
シャフトの長さも十分ありますね。
その為、プルストラップは甲側と踵側の両方に付いています。
実にオーソドックスなデザインです。
ラスト2161
ノーズは長くは無いですね。
ボールジョイントからトゥに向かってアウトサイドカーブとインサイドからもカーブがついています。
という事は、足指周りは結構タイトかも??
長さも幅もコンパクトでありながらドレス感があり、
クラシカルな英国靴らしさを感じます。
サイズ感についても調べてみました。
ジョドパーブーツのChepstowが同じラストなのだそうです。
そのChepstowを履いておられる方の記事を見つけました。
やはり結構小さめのようですね。
ソール
シングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法です。
コバの張り出しも抑えられていますね。
アウトソールはレザーソールです。
ヒドゥンチャネルで仕上げられています。
トップリフトのゴムはダブテイルです。
ドレス感がありますね!
カントリーシューズのタフでゴツいソールから打って変わって、
実にエレガントなドレス仕様のソールですね。
まとめ
トリッカーズのドレスシューズには何となくクラシックな英国靴らしさを感じるのは僕だけでしょうか。
だって、ほら(↓)!
無駄の無いコンパクトなフォルムに
美しくも丈夫そうな素材と作り。
女王陛下が履かれたサイドゴアブーツもこんな感じだったのかなぁ。(妄想)
英国靴のサイドゴアブーツの最初にエドワーグリーンの「ニューマーケット」を挙げさせていただきましたが、トリッカーズの「ランボーン」も負けず劣らずクラシックな雰囲気に溢れていますね。
「ニューマーケット」はラスト82で現代的なラストでしたので、むしろ「ランボーン」の方がクラシカルかな!??
なので、「ランボーン」を最初に取り上げた方が良かったかなぁ、なんて今更思っています。(苦笑)
こんな感じの感想、、、
プレーントゥダービーの時にも書いていましたね。(笑)
あと、超個人的な感想ですが、
ピンっと上高く張ったシャフトとプルストラップを眺めていると、
トリッカーズが授与されているロイヤルワラントがまさにこれですよね。
繋がった!??(笑)
ではでは。