こんにちは。
今日は冷たい雨でした。
気温も低くて寒かったですね。
それではウイングチップのお話に戻ります。
トリッカーズ、クロケット&ジョーンズと来て、
次の英国靴はこちらです!
SANDERS
サンダースはあまり取り上げて来なかったと思いますので、ざっくりとブランドの説明から。
Sanders&Sanders Ltd.は1873年にウィリアムとトーマスのサンダース 兄弟によってノーサンプトンシャー州ラシュデンに設立されました。
英国警察や英国国防省(MOD)向けに供給されるレザーシューズの殆どがSanders製だそうです。そのため、ファクトリーの約50%をその製造ラインとして割り当てる事で製造コストを抑える事ができ、コストパフォーマンスに優れたMede in Englandのシューズを製造しています。
また、A.P.C.やラルフローレン等、錚錚たるブランドのOEMも請けており、伝統とトレンドの両方をおさえた靴を作っています。
サンダースはここ数年特にプッシュされてますよね。
確か、今週から伊勢丹新宿でもプロモーションがあったような。
インスタをチェックしたら、10月14日(水)〜27日(火)まで、サンダース、バーカー、リーガルのプロモーションが告知されていました。
オンラインショップに別注モデルも登場していますね!
クロケット&ジョーンズやチャーチ、チーニーも軒並み高級靴の価格帯へシフトしてしまい、今や5万円前後の英国靴といえばサンダースでしょうか。
だから今回紹介する、、、という訳ではありません!
価格が理由なのでは無く、デザインが理由です!!
これまでもそういう趣旨の靴を取り上げてきましたので。
きっかけはFUDGE10月号です!(現在11月号が好評発売中ですね!)
そこで見て、僕のアンテナが反応した靴がサンダースでした。
レディースモデルだと思うのですが、メンズもありそうかなと。
で、ネットをいろいろと探してみたのですが、その靴がなかなか見つかりません・・・。
レディースでさえ見つからない、、、。
伊勢丹オンラインにも無いですねぇ、、、。
雑誌に出ているのに何故??
なんとか1足だけ発見できました!
ユーズドですが、状態はかなり良さそうですね。
僕のアンテナに反応したポイントは、
靴紐の先端に付いたタッセルです!!
洒落てる!!(笑)
楽天ではギリーシューズがありました。
靴紐の先端にタッセルが付くデザインはここから来ているのでしょうね。
ギリーシューズはタンが無く、靴紐を留める羽根の形も独特です。
シューレースで遊ぶというデザインが面白いですよね。
そういう靴で他に僕が思い浮かぶのは、
ステファノブランキーニの革クルクル(?)です。(笑)
画像奥の靴です。
ブランキーニはアンティーク感のある生成色の麻紐を使い、先端に革を巻きつけて更にインパクトのある靴紐に仕上げていますね。
非常に個性的な靴ですが、非常に美しい靴ですね。
他には、トリッカーズのglamb別注ではリボンが使われていましたね。
Gerald Shoes by Tricker's
これも面白いアレンジだと思います。
グレインレザーとボックスカーフのコンビによって、ボックスカーフの艶が引き立っていますし、
ライニングのレッドもシューレースと合って洒落ていますね。
カントリーシューズがパーティーシューズへと見事に変身しています!
また、キルトと組み合わせた別注もありました。
2018年秋冬のglambから、
Lawrence shoes by Tricker's
非常にドレス感のある靴に変わりましたね!
キルトに加えてゴールドの蜂がプリントされたリボンが効いています!!
デコラティブですがシックで良いですね。
こういう遊び心を取り入れてみたいなぁ。
今回はここまでです。
ではでは。