こんにちは。
今日も晴れて暑くなりました。
まだしばらくこんな天気が続くのかなぁ。
そうそう、昨日新宿伊勢丹からお電話を頂きました。
例の靴が入荷したそうです!
楽しみ〜〜〜!!(ワクワク)
では前回の続きです。
フルブローグの代表靴、トリッカーズのバートンについて書いています。
それではバートンの魅力の続きです。
羽根
外羽根で4アイレットの外鳩目ですね。
外羽根は羽根が下のところまで全て開きますよね。まさに両開きの扉のように。
その為、内羽根に比べて特に二の甲の締め付けが少し緩和されるように思います。
また履き口が広く開くので靴の脱ぎ履きも少し楽になります。
そんなところがリラックス感をもたらすのでしょうね。
また、短靴は5アイレットが主流だと思うのですが、バートンは1つ少ない4つです。
外鳩目のレースホールも少し大きめで、シューレースもやや太めですよね。
これって、ブーツタイプのSTOWと同じでしょうね。
おそらく、オリジナルであるカントリーブーツを元に、
それを短靴にしたという事ではないでしょうかね。
ちょっと躊躇するのは、ラストが異なる点でして、、、
バートンは4444、ストウは4497S。
個人的には、この羽根周りのデザインにバートンの強い個性を感じます。
というのも、、、
もの凄くカジュアル感がありませんか!?!?
少ないアイレット数、外鳩目、太い靴紐、
全てドレスシューズの逆を行っているように思いませんか!?(笑)
少ないアイレット数と滑りの良い靴紐によって、一層寛いだ靴になっていますね!
だからこそカントリーシューズなのかなって思います。(好)
4444ラスト
4444ラストは、カントリーシューズの代名詞!?
まぁ、バートンといえば4444ラストなので、いわばセット販売的な。(笑)
ゆったりコンフォートなラストとして有名ですね。
ラウンドトゥでウィズに十分な余裕があり、甲も少し高めです。
なので、ハーフサイズ下げて選ぶ事も多いラストですね。
でも、実は、ちょっとシャープなんです!
というのは、トゥが少し小さく尖っているのです。
こちらで画像が見られます。
外側からと内側からもトゥに向かって絞られていますね。
また、ウエストもしっかり絞られています。
これがバートンが野暮ったく見えないポイントではないかと思います。
ソール
張り出したコバにダブルソールというアウトドア仕様の靴ですね。
オールアラウンドグッドイヤーウエルト製法なので、出し縫い糸は踵も一周しています。
もちろん踵のコバも張っています!
そして、厚みのあるソールが2枚(ダブルソール)!!
このボリューム感の有るソールは、安定した歩行とともに足元に適度な存在感をもたらし、コーディネートのバランスを整えるのに資する場合も多々あります。
バートンを真っ二つに斬った記事を見つけました!(侍)
靴の作りがじっくり見られますね!(嬉)
一番目につくのはやはり革の厚さ!
インソールやミッドソールも厚みがありますね。
コルクは踵の真ん中くらいまであります。
踵には何層も厚みを持たせていますね。
だから踵への衝撃が緩和されているのかぁ。(納得)
厚く丈夫な素材を使えば、その分ソールは堅くなり、反りづらくなります。
ただし、革やコルクといった足に馴染む素材を使っているので、時間をかけて自分の特徴に合わせた変化をしていきます。
これがトリッカーズの魅力ですね!
という事で、
バートンの魅力をまとめると次の二点。
1つ目は、長く履き続けられる丈夫な作りと足に馴染んでいく素材の良さ。
2つ目は、カジュアル靴でありながらもキチッとした綺麗さも備えたデザイン。
細番手のスーツには“外し”が過ぎてアンバランスかもしれませんが、
カジュアルドレスが広がってきた現代の服装には十分合わせられる品の良さだと思います。
特に最近はボリューム感のある靴の人気も上がってきているようなので、バートンの時代が来たのかもしれませんね!!?(笑)
履き初めこそ固くて辛いですが、(苦笑)
足に馴染んでくると、安定感のある歩行性能と悪天候にも強いタフさから、いつでも安心して履ける靴になってきます。
そうなると出番が増えて来ますよね。
今回はここまでです。
ではでは。