こんにちは。
今日も・・・暑かったぁ。
雨、もう降らないんですかねぇ、、、。
では前回の続きです。
ローファーについて書いています。
前回はローファーの歴史を見てみました。
イギリスの室内靴、
ノルウェー酪農家の作業靴(?)、
がヨーロッパ中に広がり、アメリカへ飛び火!?
アメリカで「Loafar」として発売され、アイビースタイルのアイテムに。
その影響は日本にも及び、もちろんヨーロッパへも及んだでしょうね。
ざっと上記のような流れのようです。
分かったような、分からないような、、、。(苦笑)
ともあれ、ローファーの歴史について、
あくまで現在の僕の理解ですが、
次のような妄想が広がりました。(楽)
イギリスでは王侯貴族の室内靴という歴史があり、
(後で紹介しますが)そのフォルムはコンパクトでスッキリとしていて、
モカシン縫いもありません。
現在いわゆるローファーと呼ばれる靴とは履かれる場もデザインも異なりますよね。
また、
イギリスにおいて室内靴を外で履くという事にどのくらいの抵抗感を持たれるのかな??
そういう意味では、イギリスからローファーが生まれるというのは難しそうかな・・・。
Slip-on(スリッポン)の起源とはなりそうですけどね。
ただ、
王侯貴族の方が室内靴の履き心地を気に入って、それを外履きに応用した靴を注文した可能性は・・・無くは無いかな!?(笑)
ひょっとしたら、
当時の有名な王侯貴族の方が室内靴のまま庭を散歩したりしていて、それを見た人々が外履き靴としてカッコイイ!と思った、なんて事があるかも!??
ともあれ、
イギリスのSlipperの伝統から(?)なのか、
現代のイギリスブランドのローファーはシャープでドレッシーな印象が多いかな、と。
それはまた後で書きますね。
次にノルウェーの方ですが、
モカシン縫いがあり、外で履く作業靴であるとアメリカの雑誌「Esquire」が書いているようですので、現在のいわゆるローファーのイメージに近いのかなと。
それを基にアメリカで「Loafer」という名前の靴が作られ、販売されたという事ですよね。
ですので、
現在のいわゆるローファー、
すなわち、靴紐が無く、モカシン縫いのされた外履きの靴、
を基準に考えると、
その起源はノルウェーで誕生したAurland moccasinになるのかな。
ただし、オーランド(アウルランド)地方というのは、1880年代頃からイギリス貴族が鮭釣りに訪れて来る場所だったそうで、彼らの靴を修理するところから靴作りが活発になったという歴史があるようです。
となると、Aurland moccasinにイギリス靴の影響が無いとも言えなさそう。
スリッポンとか!??
靴紐の無いSlip-onデザインにモカシン縫いデザインが組み合わさって外履きの靴が誕生した場所がオーランド。
そういう理解でどうでしょう!!?(笑)
そんなAurland moccasinは、
当時(1930年頃)、ヨーロッパ中に広まったという事ですから、
その影響はイギリスやフランスなどの靴ブランドにも及んでいるでしょうね。
これも後で書きますが、そういう影響が今ある老舗靴ブランドのローファーにも感じられるように思います。
また、
ローファーはアメリカで大人気となった靴ですので、
アメリカのローファーの影響も西洋の靴ブランドに及んでいるでしょうね。
やはり後で書きますが、その影響が見られますね。
ヨーロッパとアメリカ、そして日本、
人とモノの行き来が盛んになって来ると、
靴のデザインにもその影響が現れて来るのでしょうね。
今回はここまでです。
ではでは。