こんにちは。
今日も気温は高めでした。
ちょっと暑い。
昨夜の『美食探偵 明智五郎』、ヤバかった...。
TVドラマであそこまで映像にするとは、、、
衝撃だったのではないかな??
さて、映画007のダニエル・クレイグコレクションを観ています。
今年4月に予定されていた新作を含めて繋がりのあるシリーズ作になっているようです。
初回が『カジノ・ロワイヤル』。
007に任命されたジェームス・ボンドが国際テロ組織の壊滅という任務にあたりました。
そして今回は『慰めの報酬』です。
派手なカーチェイスから始ります。
前作の最後に捕らえた人物を運んでいたようで、
グレーのアストンマーチンDBSが敵のアルファロメオ159に追われるという展開です。
残念ながらボンドカーにギミックは、、、無かった。
オープニング曲はこちら。
せっかくアリシア・キーズが歌うのであれば、
らしい曲調にして頂きたかったかな、、、。(残念)
今作のジェームズ・ボンドは、
不眠を抱え、
酒をあおり、
強引な手段も多く、
ちょっと荒れている感じもします。
それは心に深い傷を負っているからでしょうか!?
そうそう、ボンドカクテルのレシピも出てきますね。(笑)
オペラ「トスカ」の上演会場で敵の秘密会議が行われるのですが、
そこで炙り出されたメンバーの構成から敵の組織の大きさが窺い知れます。
本作では、表向きは政府代表でも、他者の犠牲の上に自分たちの利益を優先するという政治判断(?)の現実を匂わせてきますね。
さて、手がかりを次々に抹消してしまうボンドにMもイライラ。
敵の息のかかったCIAや地元警察からも狙われ、四面楚歌へと追い込まれていくボンド。
ボリビアの砂漠地帯で敵の狙いを探っていたボンドとカミーユが互いの本心を語るシーンがあるのですが、本作の根底にある部分が現れていると思います。
その後、本作のメイン広告にもなっている二人が並んで歩く姿が観られます。
戦友というか、同志というか、深く共感した二人の関係が現れている画ではないでしょうか。
ボンドは復讐の相手がまだ掴めず、それを追求するが故に強引でも突き進んでいくのでしょう。
それをMは見事に突いて叱責します。
流石Mです。
それでもボンドは止まりません。
そして結局のところ、Mはボンドを信じている!
この関係性がダニエル・クレイグ版007シリーズの良さだと思いますね。
はたして復讐の先に慰めの報酬は得られるのか?
カミーユとの最後の会話、
エンディング間際のボンドの対応やMとの会話、
一応の回答が出されたと解して良いのかな。
物語は次作へと続きます。
そうそう、敵の側近(エルヴィス)がワンピースのボン・クレーっぽいと思ったのは僕だけでしょうか??(笑)
しかもエルヴィスの髪は“嘘”をついていましたね。(笑)
ではでは。