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街のお店は不要なの?

  こんにちは。

 今日は曇っていて、ちょっと肌寒くて、夜は雨が降っています。

 

 都知事の映像も繰り返し放送されていますね。

 で、ふと気になった事がありまして。

 都知事のマスク、洒落てるよね!って。(楽)

 やはり小池さんですね。

 

 さて、話は変わります。

 数日前のTV番組で、大阪の大きな商店街の様子が放送されていました。

 深刻さを増していく商店の姿と声が伝わってきました。

 出来る事を探して実行する根性、

 人と人との繋がり、

 逆境の中でもユーモアを忘れない人間性

 それでも日に日に苦しくなっていく現実。

 それはあの商店街だけで起きている事では無いですよね。

 

 無利子無担保で借入できると言っても、借金な訳で。

 借りられるものは何でも借りて、とにかく収束するまで生き延びて、

 その後返せなければ踏み倒せ!、と言えたなら・・・。

 でも、現実は返せる目処が立たなければ借りられないという正直な人達が困っているのです。

 

 これって、みんなで助ける事では無いのかな?

 彼らのせいで起きた事では無いですし、

 彼らが悪い事をした訳では無いですし、

 これが起きる前までは地域で愛されていた存在ですし、

 たまたま今の問題に対して、深刻な地域にあって、リスクが高い商売というだけで、

 問題の性質が違えば、違う地域で、違う業種が、同じ立場に立たされるでしょう。

 そういう社会の危機に対して、彼らを切り捨ててもいいのかな?

 

 自分がイメージできるお店が無いとなかなか実感が湧かないかもしれませんね。

 僕も以前の僕であればこんな事を考えもしなかったと思います。

 ・・・

 たまに出前をとっていた街のお蕎麦屋さん。父はざるそば、僕はかつ丼、が好きでした。 しかし、数年前に閉店。

 別のお蕎麦屋さんは天丼が美味しくて、僕がピーマンを食べられるようになったのもそこの天ぷらがきっかけですが、数年前に閉店。

 両店の閉店がきっかけで、また食べたいなぁと思っても、もう食べられない、と実感するようになりました。

 

 大人になって、街のとんかつ屋さんに勇気を振り絞って入ったら、凄く美味しくて。

 チェーン店に比べれば入りにくそうな雰囲気に見えるのですが、入ってみたらチェーン店以上の満足感!

 街の美味しいパン屋さんも見つけました。

 以来、他の街をぶらぶらする時も、どうせ何かを食べるのであればその街のお店が良いなぁと思うように。

 まだ行った事のないお店はごまんとあります。

 そういうお店が今大変なのでは・・・。

 

 自力で何とかしなさいよ、という声もあるようです。 

 それも間違ってはいない・・・

 確かに彼らのせいでは無いけれど、

 僕たちのせいでも無いよね、って事なのかな??

 

 でも、何だかしっくり来ないんです・・・

 

 社会が混乱している中で、

 平時には価値が高かったものの価値が低くなり(贅沢品など)、

 価値が低かったものの価値が上がっています(衛生用品など)。

 そういう需要の急激な変化をチャンスと捉えて成功しているところもあるでしょう。

 それが自由(競争)・・・。

 しかし、急には変われない事情だってあると思います。

 でも、適応していかなければならない・・・。

 せめて、準備のための時間を少しでもとれるように、一時の安心を保証できないのでしょうか。

 大企業は体力があり、補助もあり、情報もある、となれば生き残れる可能性は高いでしょうね。

 そうなると、問題が収束した後の街はチェーン店ばかりになっていたりして・・・。

 

 もちろんチェーン店が悪いと言いたい訳ではありません。

 チェーン店もあって、個性のある個人店もある、という街が僕は好きなので。

 それが街の魅力だったり、国の魅力だったりするのではないかな、と。

 

 欧米では即補償を出した国も多いようですね。

 収束後の世界の姿はどうなっているのか。

 日本はどうなっているのか。

 被害が大きくなる程、

 長期化する程、

 失われるものも多くなるでしょう。

 

 なんでこんな世の中になってしまったんだろう・・・

 とにかく、一日でも早く皆で無事収束の日を迎えられる事を願います。

 街のお店の被害を小さくするためにも、早く、早く。

 

 ではでは。


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