こんにちわ。
今日も少し暑かったですね。
ニットの出番が全然来ません。(苦笑)
さて、昨日の続きを書きたいのですが、、、
もう1つ書きたい事が出来てしまったので、今回はそれについてです。
昨夜放送されたNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』が僕の気持ちに刺さりました。
出演されていたのは米田肇さんという方で、世界最速で三つ星を獲得されたレストラン「HAJIME」のオーナーシェフとのことです。
僕は番組を観るまで存じ上げませんでした。
詳しい情報をこういう場で書いて良いのか分かりませんし、
そもそも僕の知識では書けませんね、、、。
だって、昨日番組を見て知っただけなので。(苦笑)
さて、何が僕の気持ちに刺さったのかというと、
ズバリ米田さんの人間性にグッと来てしまいました。
彼が選んだ料理という仕事に対して、
それを楽しみに来店されるお客様に対して、
あそこまで純粋に、
あそこまで全身全霊で、
取り組んでいる人がいる。
ちょっと毛色が変わりますが、左甚五郎を題材にした話芸の中に「魂を込めて作る」という言葉を聞いた事があります。
米田シェフの姿を見て、まさに魂を込める、命を削って、という言葉が浮かびました。
自分の魂に、自分の命に、限り無く近いところまで行ってしまうという事は、
想像を超える苦しさ、辛さ、に直面させられるのですね。
逃げ出したくなっても、放り出したくなっても、それが出来ないのは、とても純粋な心ゆえなのかなと思いました。
米田シェフが堪えきれずにこぼした涙の1つ1つが、僕の気持ちを震わせました。
そういう姿勢を隠さずに放映された事も、僕にとっては衝撃でした。
そういう方が作られるレストラン・料理というのは、
映像で観ただけでも隅々まで行き届いていて美しい!
そして、美しいだけではないのですね。
料理がある常連のお客様の心に響き、
それがシェフの心に響き、
魂と魂の共鳴ともいえる特別な関係が映っていました。
料理によって言葉を超えたものが伝わった瞬間があり、
それが人生を変え、
今がある。
その姿にも僕の気持ちは震えました。
もちろん、米田シェフの姿は、苦しいだけ、辛いだけ、では無かったですよ!
料理をする事が本当に好きで、
僕には想像できないレベルでの幸せの瞬間があるからこそ、
料理を続けておられるのだと思います。
それに、映像がとてもスタイリッシュに見えました!
やはり美しいものを作る方だな、と思いましたね。
良い番組が見られて嬉しかったです。
ではでは。