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モディファイドラスト

 こんにちわ。

 今日の雨は凄かったですね。

 土砂降り。

 風が吹けば横殴り。

 それでも沿道の草花には恵みの雨だったのかな??

  水が無くてだいぶ弱っていたようだったから。

 

 先日出かけたついでに靴を見て回りました。

 僕の場合は特に靴を買うようなタイミングでは無いのですが、何となく足が向いてしまうという。

 習性なのかな...。(苦笑)

 だってそこに靴があるから。

 

 デパートの紳士靴売り場に行った時、20代くらいの男性がフィッティングしていました。

 ジョンロブ、エドワードグリーン、チャーチ、クロケット&ジョーンズ、ステファノブランキーニ、サントーニ、等が置かれている、高級靴の売場です。

 店員さんとの会話が耳に入ってきたのですが、何だか僕も嬉しい気持ちになりました。(笑)

 男性は「ちょっと良い靴が欲しいと思うようになりました。」と。

 チャーチに足入れをしていたようです。

  「Fというのは幅広なのですか?」

 「エドワードグリーンだともっとタイトになりますよ。」

 店員さんの知識や経験から学びながら自分の靴を選ぶという体験は実店舗ならでは。

 これが楽しいんですよね。

 

 その後はセレクトショップをぶらぶらはしごしました。

 クロケット&ジョーンズ、パラブーツ、オールデンが多いようですね。

 そんな中で僕が気になった靴がありました。

 BEAUTY&YOUTHがオールデンに別注したこちらの靴です。 

https://store.united-arrows.co.jp/shop/by/goods.html?gid=20219674

 アッパーはホーウィンのシェルコードバン

 色はバーガンディ。

 そして、モディファイドラストです。

 もちろんグッドイヤーウェルテッド製法。

 

 長く履ける要素は十分ですね!(笑)

 

 ダービープレーントゥの他にVチップもありました。

 ウィングチップコードバンはバリーラストでしたね。

 

 今やオールデンのコードバンが店頭に並ぶ事は珍しいかもしれませんね。

 なんでも、コードバン自体の供給不足の他に、欧米でのコードバン人気もあって、日本への入荷が減っているそうです。

 一時期本当に店頭から無くなったのはそういう背景だったそうです。

 つまり、取り合いですね・・・。

 その為、銀座店が優先されるとか、各店でサイズを分け合うとか。

 

 話を戻します。

 モディファイドラストは、足指周りはゆったりとしていて土踏まずのフィットが高いという特徴がありますね。

 それは外観にも現れていて、大きな外カーブにくびれたウェストはそら豆のような形状です。(笑)

 そして、ドレスシューズとしては少し特殊な位置づけのようです。

 矯正靴という目的で作られたラストという事ですので、フォーマルとかエレガンスといったドレスシューズの路線とは違うのかもしれません。

 その為、当初オールデン側には市販品として世に出すという考えは無かったらしいです。

 しかし、モディファイドラストに目を付けたショップからの注文で世に広まっていったようです。

 付け加えると、オールデンは踵のクッション性も高めな印象です。そういう詰め物が入っているのでしょうね。

 その為、モディファイドラストは正に歩くために作られた靴だと思います。

 

 確かに、クロケット&ジョーンズと並んで陳列されていたのを見ても、ややカジュアル寄りな印象でしたね。

 それは、コバの張り出しや外ハトメ、仕上げの細やかさ等も影響しての事ですが。

 もちろん、どちらが良いとか悪いとかではありません。

 今はファッションの自由度が高い世の中ですので、自分のスタイルに合った靴を選ぶのが良いですよね。

 

 この靴はヴィンテージ感のあるデニムと合わせたら抜群でしょうね!!

 というのも、オールデンの靴が持つ魅力がデニムにも負けないから。(笑)

 しっかり作り込まれた靴というのは独特の存在感があるように思います。作り手の意志のようなものが滲み出るのかな??

 また、グレーやネイビーのウールパンツ、茶系の綿パン等とも相性が良さそうです。

 モディファイドラストの個性的なフォルムとコードバンのとろけるような輝きがアクセサリーになりますね。

 

 では、では。

 

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