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トリッカーズ・Wモンクのお手入れ。①

 こんにちわ。

 曇り空でも寒くはなかった。

 もう大丈夫でしょう。

 大丈夫だよね??

 

 スエードのブーツを仕舞ってから出番が増えたのがトリッカーズのダブルモンク。

 スコッチグレインレザー&ストームウェルト&コマンドソール仕様!

 今期のように天気が不安定でも安心です。 (笑)

 

 そろそろ時間をかけてメンテナンスをしてあげたい!

 という事で、先日メンテナンスをしました。

 今回はそれを。

 

メンテナンス前

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 グレインレザーなので目立ちませんが、トゥに薄っすらと小傷。

 全体的な鮮やかさもやや落ちていますね。

 

 履き皺は未だに少ない!!

 おそらくアッパーが頑丈だからだと思いますね。

 トリッカーズらしいなぁ。

 とはいえ、これは一長一短でもあるのです。

 それについては今後履き心地について書く際にでも触れたいと思います。

 

 ライニングやソックシートも濃い色味になってきましたね。

 

 さあ、ストラップも解いたし、始めましょうか!

 

ホコリ払い

  まずはホコリ払いブラシで全体をブラッシング。

 コバ周りの奥や羽根の付け根もしっかりとブラシを入れていきます。

 

 ここでのブラシは毛足の長い馬毛が良いですね。

 僕は江戸屋のブラシを使っています。

 で、江戸屋さんを紹介しようとHPをチェックしたら・・・・閉まってる!!!

 えぇぇーーー!?

 「買えるなら買っておいた方が良い」の教訓として書き残しておきます。

 

表面の汚れ落とし

 僕は『ステインリムーバー』を使います。

 賛否両論あるようですが、僕は特に問題も感じないので使っていますね。

 

 布にステインリムーバーをつけて、アッパーを軽く拭きます。

 ゴシゴシはせず、表面の汚れを水拭きする程度です。

 

 

クリーム入れ

  僕は基本的に無色のクリームしか使いません。

 理由は、革に優しそうなのと、自然な経年変化が味わえそうだから。

 この靴はグレインレザー+トリッカーズなので経年変化はあまり味わえなさそうですが...(笑)

 

 クリームは『コロニル1909 シュプリーム クリームデラックス』を使いました。

 

 今回はレギュラー靴のメンテナンスなのでお手軽メンテです。

 

 まず、シューツリーをセットします。

 アッパーの革が張るのでクリーム入れがしやすくなります。

 

 で、ペネトレイトブラシにクリームをとり、アッパー全体にざっと塗ります。

 それをクリーム延ばし用ブラシで全体に浸透させていきます。

 

 クリーム伸ばし用ブラシは豚毛が良いと言われていますね。

 僕は毛先の細い馬毛を使っています。

 細かい所に行き届くような気がするので。(笑)

 ユナイテッドアローズのブラシですが、たぶんコロ〇ル製じゃないかな。

 

靴の中も

 上と同じ『コロニル1909 シュプリーム クリームデラックス』を指につけ、

 靴の中のライニングに塗り込んで行きます。

 ソックシートはペネトレイトブラシで塗り込みます。

 

 これをするようになって、ライニングのダメージが無くなりました!

 足指が当たる親指の爪の上や小指、踵の所も大丈夫。

 ライニングの足当たりも良くなった気が。(笑)

 

 

 通常はここから時間をおいてクリームの浸透を待ち、

 仕上げにブラシをかけて終了です。

 

 でも、今回は少し気になる箇所があったので追加メニューを。

 それはまた次回に。

 では、では。

 

 

 

  


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