こんにちわ。
そろそろ春に向けて靴の入れ替えを考えようかな、なんて思う今日この頃。
そうなるとこのブーツもお休みに入る事になります。
茶のスエードなので、春向きではないかなぁ。
秋から冬にかけてしっかり頑張ってくれました。
休みに入る前にしっかりメンテナンスをしてあげないと。
その前に、もう少し書いておきたいな。
ということで、今回はラバーソールについて書いてみます。
ダイナイトソール(?)
(?)が気になりますか?(笑)
というのは、ご覧の通り「CROCKETT&JONES」ネームのソールだからです。
因みに「ダイナイトソール」とは、イギリスのハルボロ・ラバー社が作る「Studded Sole」の通称だそうです。
突起状のグリップが特徴ですね。
で、RADNOR3のソールですが、どう見てもダイナイトソール...。
前部のパターン配置に僅かなオリジナル性が感じらなくもないですが
(おそらく注文かと)、
ヒールのゴムはそのまんま、だと思います。
Made in Englandですし。
ラバーソールという事で、水濡れをあまり気にしなくてもいいのは嬉しいですね。
RADNOR3の場合、
アッパーはスエードですし、
ブーツですし、
グッドイヤーウエルテッド製法ですし、
革靴の中では、水に強め、悪路にも対応可、という条件が揃っています。
そこにダイナイトソールですので、雨や雪の日でも履けない事は無い! かと。
僕は履きませんが。(笑)
小雨程度なら履きますが、ある程度以上の雨や雪ならレインブーツを履きますね。
あえて革靴にダメージを与えたくは無いので。
見た目
ところでラバーソールといっても、様々な種類がありますね。
コマンドソール、リッジウェイソール、クレープソール、発泡ラバー(スポンジ)ソール等。
パラブーツ等、オリジナルのラバーソールを作るブランドもありますね。
それらの中でダイナイトソールの特徴を考えると、
❝見た目のドレッシーさ❞
ではないかと思います。
最初の画像をもう一度ご覧頂きたいのですが、裏面の突起は見えませんよね。
レザーソールに比べてソールの厚みこそありますが
(RADNOR3の場合、ダブルレザーソールな上にダイナイトソールなので、特に厚みを感じられますね...。)
ラバーソールの中では大人しい見た目となっていると思います。
側面から撮影しました。
突起が見えません!(凄)
ヒールも同様ですね。(ホント凄)
これに対し、コマンドソールの場合、特にヒールの凹凸がハッキリ見えます。
(僕のTricker'sの靴がコマンドソールなのですが、それはまたいずれ。)
ドレスシューズにとって❝見た目❞というのはやはり大事だと思います。
例えば、黒の内羽根ストレートチップというフォーマル度の高いアッパーにコマンドソールを合わせられるだろうか・・・
難しそうです。
しかし、ダイナイトソールであれば可能ですね。
高級ドレスシューズの多くがこのソールを採用しているのも納得です。
ちょうど同じ条件がRADNORにも当てはまるかと思います。
オリジナルのRADNORではコマンドソールが採用されているからです。
RADNORは、かなり男っぽいブーツという印象です。
これに対し、BEAMSが別注したRADNOR3はダイナとソールへ変更されています。
ご覧頂いた通り、ドレス感のあるブーツに仕上がっています。
たかがソール、されどソール、ですね。
今回はここまでです。
続きはまた次回。
では、では。