こんにちわ。
日中は、久々に寒さが和らぎましたね。
でも、日が暮れたとたん・・・容赦無い。
風が、風が、風が、冷た~い。
寒さを言い訳に(?)、動かずに、たまった本と戦っています。(笑)
今回もその中から1冊取り上げようかと思います。
面白い(?)、ちょいと危険な(!?)本です。
読みやすい文体で、ユーモアのセンスも素晴らしい!
でも、内容は「劇薬」なのかな...。
えぇっと、意味は本のタイトルから想像して下さい。
『魂の退社』 稲垣えみ子
最初に、この本は最近のものではありません。
2016年6月に出版されています。
さて、僕がえみ子さんを知ったのは新聞広告です。
何だか気になって検索して調べました。
情熱大陸にもご出演されたようで...。
深~い意味で「凄い人」という印象を持っています。
アフロを甘く見てはいけないなと、あらためて思いましたね。
既に別の本は読みました。
ですが、この本を読まないと大事な部分が分からないと思ってリスト入りしました。
本のタイトルの部分です。
まぁ、あけっぴろげに書けない大人の事情は仕方ないですよね。
それでも、他人様の人生の歩みを知ることが出来たのは貴重です。
そして、期待を裏切らない面白さ!
流石えみ子さまです。
それでは、僕に刺さった話を少し紹介します。
香川県で発見!
著者が香川県で生活していた中で発見した事だそうです。
香川県と言えば何といってもう「うどん県」!
美味しい手作りのうどんが数百円で食べられる地域です。
僕もテレビなどで知ってはいました。
著者の説明によると、
うどんは生命を維持するうえで欠かせない「食」に繋がっていて、
1杯食べれば少なくとも半日は生きていける!
確かに。
で、著者が放った言葉が秀逸でした。
「香川県の通貨単位は「うどん」ではないか?」
この❝通貨単位❞という発想が絶妙だなぁと!
日本では、モノやサービスの価値を円で測りますよね。
もちろん香川県でも円ですよ。
ただ、現場の感覚で表すと「これやったらうどん〇杯分やろ。」
そう、モノやサービスの価値を「うどん」で測っている...。
つまり、A店のご飯も、B店の服も、C店のサービスも、うどんと比較されて価値を判定されるのです!
うどん〇杯分の価値が無ければ、買って頂けないという...。
何でしょうね、この説得力!!
退社の話じゃないの??
僕が紹介した話は、壮大な退社物語の一部ですのでご安心を。
香川県から
お金の話に繋がっていき、
仕事の話に繋がっていき、
生き方の話に繋がっていきます。
ただ、それは僕が書く事は出来ないので。
著者もきっとこう思っています。
読んで下さい。(笑)
では、では。
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