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JHON LOBB MILTON ⑥(履き心地)

 こんにちわ。

 昨日から風邪をひきそうな境界線上にいる感じでした。

 そして今日、会いたかった人に会えた!

 その瞬間から、風邪? 何それ! という状態でーす。

 一気に元気回復!!

 超ご機嫌!!!!

 僕って、、、単純だなぁ。(笑) 

 

  さて、今回がJHON LOBB MILTONの締めです。

 一応の区切りとでも言いますか。

 最後は、『履き心地』について書きますね。

  

ライニングの革

  足に直接当たるのはライニングですね。

 ですので、ライニングも上質な方が望ましい。

 

 まずは滑らかである事でしょう。

 スルスルと滑るようなライニングは手触りが気持ち良いです!

 という事は、足触りも気持ちが良い、と。

 きちんとしたドレスシューズであれば、大抵はこのようなライニングを使っています。

 

 その上で、ほんのりとヌメリ感があると更に良いと思います。

 なんだか足へのフィットが良いような感じがするのです。

 変に靴の中で足が滑らないとでもいいますか。

 

 この感触が何からくるのか、専門的な事は分かりません。

 革の肌理なのか、鞣しなのか、仕上げ方なのか、厚みなのか、、、、。

 

 いずれにしても、MILTONのライニングは両方を兼ね備えています。

 ですので、足当たりがソフトでフィットする感触がします。

 

アッパーの革

  足に直に触れないとはいえ、アッパーもライニングを介して足に影響していると思います。

 

 例えば、スコッチグレインレザーのような硬質なアッパーの場合。

 履き始めの頃は靴が硬くて足が痛い...。

 硬いアッパーに足が当たるからでしょう。

 フィットのフの字も出てきませんね。

 

 つまり、アッパーの革の硬さは靴の硬さに影響します。

 

 そして、アッパーがしなやかなカーフだと足馴染みが良いです。

 特にタイト目のフィットが好ましいドレスシューズでは顕著です。

 硬いアッパーでは辛いフィットでも、しなやかなアッパーだとジャストフィットだったりします。

 これは、特に親指や小指がアッパーへ押し付けられる時に感じられます。

 上質なカーフにはしなやかさがあるので、かかる負荷を柔軟に受け止めてくれるのです。

 

 僕がここまで書けるのは、MILTONがDウィズだからです。

 

タイトフィットなのに

 この点、僕は特別細い足をしている訳ではありません。

 素直に選べばEウィズです。

 

 そんな僕がジョンロブのDウィズを履けているのです。

 もちろん、タイトです。

 それでも1日歩けてしまうのですから凄い事だと思いますね。

 

 なぜ履けるのか考えると、足当たりが優しいからだと思います。

 アッパーの柔軟性が、強い当たりを吸収してくれている感じです。

 これがもし他ブランドの靴であったなら無理だと思いますね。

 

 

  とはいえ、流石に1日中しっかり歩き回る日は、小指が痛くなることも...。

  ただ、痛み方も❝ちょっと違う❞のですから面白い!?

 

 ウィズが狭いと、足指が横から圧迫されて痛みが生じる事が殆んどです。

 小指の爪が薬指に当たる、親指の爪が人差し指に当たる。

 ひどい時は爪が喰い込んで怪我をする事も。

 その原因として思うのは、やはりアッパーの硬さです。

 つまり、アッパーに柔軟性が無いので、足が当たると痛いのでしょう。

 

 しかし、MILTONの場合は、小指の頭の方から付け根に向かって押される感じなのです。

 おそらく、靴の中で足が前へ滑る時に当たるのでしょうね。

 そして、横からの圧迫による痛みは無いのです。

 これは、横からの圧迫をアッパーのしなやかさが吸収しているのでしょう。

 

 おまけ

  因みに、足指に痛みがあるにもかかわらず、ライニングは無事です。

 おそらくライニングにクリームを入れている事が効いているのではないかと。

 

 これをする前の靴達は、親指の上や小指の側面のライニングにダメージが出来ています...。

 もっと早く知っていたなら...。

 

7000ラスト

 この靴のラストは7000です。

 

 ほんのり長いノーズで、捨て寸がとられています。

 

 甲のフィットは良いです。

 低く抑えられた設計ですね。

 

 土踏まずのフィットはほどほどです。

 ピタッと当たる程では無いです。

 

 踵は、少しだけ緩いかなぁという感じですね。

 抜ける感じは無いです。

 

 

おわりに

 お気に入りのジョンロブの紹介でしたので、長めの期間にわたってしまいました。

 「紳士靴の王様」の名に恥じない、良い靴です。

 

 もちろん、価格もハイクラスなので、他ブランドなら2~3足買えてしまいますが。

 

 それでも、ジョンロブはお勧めしたいです。

 それだけ素材と作りのクオリティが素晴らしいからです。

 長く丁寧に靴を履き続けていきたい方にはピッタリです。

 

 では、では。

 

 


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