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JHON LOBB MILTON ④(アウトソール)

 こんにちわ。

 今日は冷え込みましたねぇ。

 週末は雪が降るのかなぁ??

 

 さて、ジョンロブのMILTONですが、前回は『シームレスヒール』まで書きました。

 ジョンロブでシームレスヒールという事は、アッチなんでしょう・・・?

 

 それでは始めます。

  

アウトソール

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 レザーソールです。

 固く締まっていながら、ほんのりヌメリを感じます。

 とても上質な素材だと思います。

 耐久性も良い方だと思いますね。

 

 もちろんヒドゥンチャネル仕上げです。

 

 ヒールゴムのデザインが凝っている時代の靴です。

 このデザイン、好きです。

 細部にまで拘っていて。

 

 さて、もうお気づきの方もおられるでしょう。

 そうです。

 MILTONはプレステージライン、、、ではありません。

 因みに、プレステージラインのアウトソールは半カラス仕上げがされています。

 付け加えると、素材や造形等もより手が込んでいます。 

 

インソール

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 ヒールの内側にはセンターシームが見えますね。

 とはいえ、とても滑らかな仕上がりです。

 

 ライニングも非常に滑らかで上質な革を使っています。

 足当たりが抜群に心地良いです。

 

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 ハーフソックです。

 ソックシートの先からは堅い革のインソールです。

 今ではフットプリントによる凹凸がついて、足に馴染みます。

 これぞグッドイヤーウエルト製法の醍醐味ですよね!

 

ソールから感じる履き心地

 シングルレザーソールの靴の中には、歩いていると足裏に響くような衝撃を感じるものもあります。

 僕が以前履いていた英国靴の中では価格抑えめのブランドの靴がそうでした。

 ソールが薄いからか、革の締まりが弱いからか、それとも中材の影響か、専門的な事は分かりませんが。

 足裏からの衝撃が響くというのは、履き心地が良いとは言えませんね。

 

 その点、この靴は足裏に響くような衝撃はありません。 

 それ以上に、足裏からも守られているような心地良さを感じます。

 これは心理面から来ているのかなぁ?

 

 馴染んでいるからでもありますが、反りも十分で足についてきます。

 履き心地の良さはソールだけではありませんが、ソールからも履きたくなる魅力がありますね。

 

ソールを機能性から考えてみる

 

 スニーカーと比べて考えると、革靴って不思議だなぁと思います。

 ことわっておきますね。

 スポーツをするならスニーカーが最適です。

 あくまで、普段用の靴としての機能性を考えてみます。

 

 スニーカーのソールは、クッション性は良いし、反発力もあるしで、走れちゃいます。

 スポーツシューズなのですから当たり前ですが、運動性能は抜群です。

 もちろん、1日歩いてもへっちゃらです。

 

 それに対して、革靴にはクッション性はほぼ無い、反発力は無い。

 それで走れる??

 まぁ、007は走ってますね。(笑)

 にもかかわらず、ちゃんと1日歩き回れます。

 ひどく疲れるかといえば、そうでもない。

 不思議では無いですか?

 

 世の中の流れはスニーカーです、、、。

 それでも、革靴の良さがあるんですよね。

 

 スニーカーに対して革靴に軍配が上がるとすれば、長い期間が経った後でしょうか。

 スニーカーのソールは大抵の場合へたってしまいますね。

 つまり、クッション性や反発性は落ちます。

 それに対して、良い革靴であればソールが足に馴染んで履き心地が良くなります。

 

 ですので、スニーカーは新品の時がピーク、革靴は数年履いてからがピーク、といったところでしょうか。

 

 では、では。


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