こんにちわ。
冬晴れの日が続いています。
寒いのは正直苦手ですが、冬晴れの下で歩いている時に「冬」を感じます。
そんな❝季節を感じられる時❞は好きなんですよね。
年明け最初の靴紹介は、これまでちょいちょい登場してきたあの靴にしたいと思います。
僕の正月のお参りでも活躍してくれましたし。
手持ちの靴はどれもお気に入りなのですが、この靴はちょっと特別扱いしてしまっているかも??(笑)
JHON LOBB(ジョン ロブ) MILTON
黒のプレーントゥのダービー(外羽)です。
ラストは7000。
画像はだいぶ履いてからのものですが、直近でもありません。
靴ブログを始めようと思って写真を撮ったのですが、実際に始めるまで数年経ってしまったので、、、。
一目で惚れて、今でも惚れています。
この靴は僕にとって運命なのかな。(笑)
プレーントゥダービーの良さ
黒のプレーントゥダービーは、ドレスにもカジュアルにも合わせられる万能性がありますね。
そこのところから始めて行こうと思います。
プレーントゥ
プレーントゥは、アッパーのトゥ(つま先)に何の装飾も無いデザインです。
ドレスシューズにおいて、トゥは靴の印象を大きく左右する正に❝顔❞だと思います。
そして、ドレスシューズではトゥのデザインに名称が付いていますね。
例えば、キャップトゥ(ストレートチップ)。
これはプレーントゥの上に横一文字の線が入るように革を被せた(キャップ)デザインです。
最もフォーマル度の高い靴とされています。
個人的には、キャップという装飾が入るのにプレーントゥよりもフォーマル度が高いという点にしっくりこない感じが...。(笑)
「1つだけ足す」という事が礼節を表しているのかな。
これに対して、ウィングチップ。
これはプレーントゥの上に羽のようにカットされた革を被せたデザインです。
カントリーシューズが代表で、カジュアル度の高い靴になります。
更に、革にメダリオン(穴状の装飾)やステッチといった装飾が入るとカジュアル度が増します。
では、プレーントゥに戻ります。
トゥに装飾が無いので、畏まり過ぎず、砕けすぎず、中庸です。
その為、様々な場に出られる靴なのです。
だから、ドレスにもカジュアルにも合わせられる万能性があるのです。
僕もプレーントゥダービーは好きです。
装飾が無い分、アッパーの革が際立つからです。
個人的には、良い革の場合、キャップトゥよりもプレーントゥを選ぶかもしれません。(笑)
ダービー(外羽)
トゥの次に靴の印象に関わる場所が羽根かもしれませんね。
靴紐やストラップ等の装飾もありますし。
ただ、羽根は靴のフィット感にも影響します。
ダービー(外羽)は、外観からも羽根が目につくので、カジュアルな靴とされています。ブラッチャーという呼び方もあります。
装飾や外鳩目が入ると更にカジュアルになりますね。
そして、羽根が大きく開く構造でもあるので、フィット感の調整の幅も広くなります。
僕は、プレーントゥとダービーの組み合わせは良いバランスだと思います。
これに対して、バルモラル(内羽根)はフォーマル度が高い靴です。
外観がスッキリしていますので、ラスト(木型)の形も綺麗に出やすいと思います。
ただ、羽根の開きは小さいので、フィット感の調整の幅が狭くなります。
ちょっと余談。
僕は、プレーントゥとバルモラルの組み合わせはあまり好みではありません。
というのは、外観の羽根の切り替え部分が目立つので、ノーズがダックっぽく見えてしまう...。
それと、キャップトゥよりフォーマル度が落ちながら、カジュア感は出ないので、合わせる服装が限られるように思うのです。
なので、バルモラルであればトゥに装飾があった方がバランスが良いかなと。
プレーントゥでドレス感を上げたいのであれば、ホールカットを選びますね。
プレーントゥダービーもいろいろ
プレーントゥダービーで有名なのは、Church's(チャーチ)のSHANNON(シャノン)とAlden(オールデン)の990でしょうか。
どちらもプレーントゥダービーの名作ですね。
チャーチのシャノンは、ボリューム感のある丸いトゥが良いですよね。
僕も103ラストは1足欲しいです。
オールデンの990は、これぞアメリカのドレスシューズではないでしょうか。
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どちらも、ボリュームのあるラストと張り出したコバで、どっしりとした印象ですね。
その為、どちらかといえばドレス寄りというよりはカジュアル寄りなのかな、という感じがします。
ただし、ホールカットのように一枚革を多く使い、羽根だけが外に出たデザインなので、綺麗目な、贅沢な、カジュアルですが。
これに対して、ジョンロブはドレス寄りのプレーントゥダービーです。
・・・
長くなったので、続きは次回に。
では、では。