こんにちわ。
今回は秋冬の短靴、スエードの靴を1足紹介します。
『LO.WHITE』を知っていますか?
知らないブランドだよ、って声が聞こえてきそうです。
実は僕もあまり詳しい事は分かりません。
そして、LO.WHITEの靴はこれしか持っていません。
しかし、お気に入りなのです!
モデルナンバー:28155 402
カラー:rain taupe
お気に入りポイント
一番のお気に入りポイントは、スエードの色です。
rain taupeって何?
分りません。
ブラウン系だと思うのですが(レザーソールがブラウンなので)、グレーっぽかったり、カーキっぽかったり。
このスエードは、当たる光の色味によって見え方が違うのです。
こういうセンスは流石イタリアブランドだと思いますね!
寒色系の光や暗い所では、グレーグリーンっぽい感じ。
暖色系の光や明るい所では、グレーブラウンっぽい感じ。
こういう色味なので、カーキグリーン系の服にも合わせやすいのです。
スエードのクオリティも良いです。
因みに、この靴の定価は70000円くらいだったと記憶しています。
イタリア靴(マッケイ)でこの価格帯であれば良い素材・作りが期待できるかと。
実際に、毛並みが整い、しっとりとした手触りの上質なスエードです。
良い革が多いイタリアの本領発揮といったところだと思います。
デザイン
ご覧の通り、ウィングチップです。
コバにステッチが入っており見た目はグッドイヤーウエルト製法(実際はマッケイ)。
一見英国靴のようではありませんか?
ですので、流行り廃りの影響が少ないかなぁと思いました。
とはいえ、やはりイタリアブランド。
ウイングが伸びるサイドのラインがやや長めのデザインになっています。
トゥから伸びるブローグ、甲から降りるブローグが、ヒールのブローグに接するところまで伸びていますね。
また、トゥにややボリューム感があり、ノーズもやや長めです。
クラシックでありながら、ほんのりと個性が加えられています。
加えて、ウエスト付近のコバの仕上げにも仕事が入っていますね。
アウトソールと踵
レザーソールです。
良い素材だと思います。
そして、やはり色が独特でブランド性があらわれています。
ソールの縫い付け糸も見えないように処理されています。
ヒールの釘打ちも良い雰囲気を醸し出しています。
踵も綺麗なカーブです。
インソール
インソールはフルソックレザーです。
そして、取り外せます。
インソールを外して中を覗くと、
中にアウトソールを縫い付けているステッチが見えますね。
ですので、マッケイ製法です。
また、画像にあるミッドソールは、ほどよいクッション性のあるファブリックです。
今回はこのへんで。
続きはまた次回です。
では、では。