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Church's BUCK ①

 こんにちわ。

 日に日に肌寒さを感じるようになりました。

 今回は秋冬の短靴、スエード素材を1足紹介します。

 

Churchs BUCK

 ラスト:73

 アッパー:TAN CAPE BUCK

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 この時点でお気づきの方もおられるかと思います。

 

 そうです。「3都市表記」のいわゆる「旧チャーチ」です。

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 いきなりですが、ソックシートに記載された「REAL CAPE BUCK」って何?

 所説あるようなのですが、こちらで回答を見つけました。

 

 

 どうやらカーフのスエードのようです。 

 ただ、今後紹介しますが、クロケット&ジョーンズのスエード(C.F.ステッドのカーフスエード)と比べて、モコモコ感があります。

 僕はこの独特の風合いが好きです。

 

 それにしても、何故わざわざ記載したのでしょうね?

 通常チャーチがインソックに素材表記を入れるのは、カーフ以外の特殊な素材で作られている場合ですよね??

 

ラスト73

 プラダ買収前、古き良き英国靴ブランドの代表であったChurch'sを代表するラストが73との事。

 プラダ買収後、紆余曲折を経て現在の主力ラスト173がある訳ですが、その原点とも言えるラストが73でしょうね。

 

ノーズとトゥ
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 現在の靴のノーズはやや長めが主流であるのに対し、73は短めです。

 短めとは言いましたが、僕はこれが標準・普通だと思います。

 というのは、履いてみるとちゃんと捨て寸があるからです。

 因みに、バーウッドを履いていた事もあったのですが、ラスト81の方が短いように感じました。足のつま先が靴の先端に触れそうな感じがして、捨て寸があまり無かったからです。

 

 トゥの形は、ややスクエア気味です。

 とはいえ、イタリア靴におけるスクエアトゥほどハッキリとしたスクエアではありません。

 あくまで英国靴らしい落ち着いた(目立ち過ぎない)トゥです。

 そして、ノーズが長く無くても足幅が適度に確保できる形となるので、履いた時の足指周りは快適です。

 人の足指に沿った上で美しくデザインされたトゥだと思います。

 

アーチ 

 アーチのフィットもなかなかです。

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 外からアーチを見てみると(画像では上の方)、えぐられたカーブが綺麗に造られています。

 分りずらい画像で申し訳ございません。

 

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 靴の内部を覗いてみると、土踏まずから親指の方へ向かって広がりがあり、土踏まずから甲へ向かうカーブも立体的ですね。

 

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 アウトソールから見ても、足指から土踏まずへ向かう急なカーブと絞り込みが分かります。

 それにしても、ソールの形も実に美しいラインですねぇ(惚)。

 

ヒールカップ

 ヒールカップもコンパクトで、踵を包み込みます。

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 綺麗な丸みですね。

 ソールも案外ドレッシーですね。

 

 今回はここまでにします。

 続きはまた次回です。

 

 では、では。

 


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